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年金原資保証型変額年金保険とは
年金原資保証型変額年金保険とは、漢字が多くてちょっと分かりにくいかもしれませんが、年金原資が保証されている変額個人年金保険の事になります。変額個人年金保険は、積立期間中は特別勘定で運用され、万一死亡した場合にも死亡保障として、払込保険料相当額が最低保障されているのが特徴でしたが、最近の変額年金保険は積立期間を満了する等の一定の条件を満たせば、特別勘定での運用成績が良くない場合であっても、年金原資が払込保険料と同額かそれい以上を最低保証してくれる、年金原資保証型の変額個人年金保険が主流になりつつあります(2007年時点)。
前述した一定条件の中には、運用する特別勘定をバランス型を選択しなければならない等、保証がない場合と比較して、特別勘定の選択の自由度が少なくなります。また、商品によっては、受取開始時に一括受取を選択した場合には、最低保証がされない場合もあり、細かい一定条件については生命保険各社によって違いがあります。
受取総額保証型タイプもあります
上述した年金原資保証型変額年金保険と類似した商品として、受取総額保証型の商品もあります。これは年金総額が、払込総額保険料と同額かそれ以上となる事が保証されている商品になります。
しかし、こちらの商品関しても一定の条件を満たさなければなりません。商品によって多少の細い違いがありますが、基本としては生命保険各社が定めた、商品ごとに指定されている、年金受取期間で受取る事が保証の条件となっている場合がほとんどとなります。
また、2009年6月現在ではリーマンショックの影響を受けた事により、取扱保険各社にとって保障型タイプの商品の撤退が相次いでいます。すでに契約済みの場合には、問題ありませんが、今後は景気が戻るまでの間は保証型の商品を取り扱っている保険会社が限られてくる事になると考えられます。